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中国語の特徴

中国では漢字を独自に簡略化した「簡体字」を使用

1949年に中華人民共和国が成立した後、1950年代には文字改革が行われました。
中国では
1956年に字画が少なく読み方や構成の統一性が高められた簡体字を導入。全国で使用することが義務化されました。
シンガポールでも中国語の表記にはこの簡体字が用いられており、台湾・香港・マカオでは繁体字を使用しています。
簡体字は日本の漢字によく似ているものもあれば、日本人に馴染みのないものも。
また、漢字は同じでも意味が全く違うものもたくさんあります。


発音はピンインを使用

中国式のローマ字表記をピンインといいます。これは中国語の発音を表すもので、人名・地名をローマ字表記する際の国際標準にもなります。
ピンインは日本語のローマ字と読み方がかなり異なります。
中国語はピンインに中国式アクセント(声調)を加えて発音を表します。 この声調が中国語を話す上で非常に重要なポイント。
なぜならピンインが同じでも、声調によって単語の意味が変わってしまうので、正しい声調をマスターしないと意味が通じないからです。
声調には第一声から第四声まで4種類の声調があり、ピンインのローマ字の上に声調を表す声調符号をふって表記します。



中国語の文法はシンプル

中国語の文法はシンプルでマスターしやすいと言われています。
日本語の助詞である「てにをは」や、英語の時制や動詞の活用変化がなく、ヨーロッパ言語に見られる単語の性別もありません。
基本の語順は英語と同じ「主語動詞目的語」。
日本語は「てにをは」で主語や目的語を判断しますが、中国語ではこの語順で品詞を判断するため、順番を間違えると意味が通じなくなります。


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